調剤の流れ
処方せんを受け付けてから、患者様に薬をお渡しするまでの流れをご紹介します。

受付お薬手帳 病院で受け取った処方せんを受け付けにお出し下さい。
月に1度は「保険証」を確認させていただきます。
処方せんと一緒に「お薬手帳」をお出し下さい。 
「お薬手帳」が無ければ、お作りします。

受付 基本的な質問を初回質問表に記入していただきます。
薬を安全に使用する為に必要な情報ですので、詳しくお答えください。
受付 処方せんに不備がないか、期限が切れていないかなどを確認します。
疑わしい点があれば医師に問い合わせ、確認します。

残薬残薬 残っている薬があるか、患者様に確認します。

調薬 錠剤・カプセル・粉薬などの飲み薬や、目薬・吸入薬・貼り薬・塗り薬など体に直接使用する外用薬を必要量そろえます。粉薬・飲み薬が処方されている場合は、計量したり、1回分ずつ包装したりするため、時間がかかる場合があります。 また、処方内容により、安全かつ飲みやすくするために色々な調剤機器を使用して調剤します。
●散剤監査システム●<br><br>
マスタ登録された常用量と照合し、散剤の計量ミスを防ぎます。 ●円盤式散剤分包機●<br><br>
散剤を、自動で1回服用分ずつ均一に分包します。 ●水剤監査システム●<br><br>
マスタ登録された常用量と照合し、水剤の秤量ミスを防ぎます。 ●自動水剤分注機(アクアロボ)●<br><br>
水剤の秤量・混合を自動で行い、明確で均一な混合調整を可能にします。 ●自動錠剤分包機●<br><br>
錠剤を自動で1回服用分ずつ分包します。

薬剤監査薬剤監査 そろえた薬に間違いがないか確認します。 薬の量が適切か、飲み合わせの悪い薬や体質に合わない薬が出ていないかなどを処方せん・お薬手帳・過去のインタビューの記録をもとにチェックをします。

お渡しお渡し 薬について、薬の説明書(写真)と照合しながら説明します。 また、薬学的な視点から正しく使われているか、効果が出ているか、副作用が出ていないかなどをお尋ねします。 その際、今飲んでいる薬・アレルギー・副作用の経験・今までかかった病気などについてもお聞きしますが、これも薬を安全に使用していただくために大変重要なことですので、できる限りお答えください。

薬剤服用歴薬剤服用歴 患者様のアレルギー・体質・生活習慣・副作用歴や患者様に説明した内容を毎回記載します。
患者様の治療経過や今後の服薬指導の参考になります。